みなさんこんにちは
今回は地球外生命体と人類との戦いを描いたノベルゲーム【マヴラブ オルタナティブ】をご紹介したいと思います。
それでは行きましょう!!
マブラヴとは?
まず初めにマヴラブのご紹介からです。
マヴラブとは2003年にāgeから超王道学園アドベンチャーゲームとして発売されました。
āgeの過去作は君が望む世界という作品を発売していて、普通の恋愛ゲームとは違う重い作品として人気がありました。そのāgeが次出すのが超王道学園アドベンチャーゲームということでがっかりした人が多かったとか。そんな本作を実際に遊んでみると本当に王道作品で、以下にまとめると
- 主人公の家の隣に幼馴染が住んでいる
- 自室の窓を開けると幼馴染の部屋がある
- ライバルが転校してくる
- 毎朝起こしてくる
などなどキリがないです。
前作を遊んだ人は物足りない感がすごいと思います。そんな状態のままクリアをするとUNLIMITED編という話が開放され、物語は【BETA】と対BETA戦用人型兵器の【戦術機】との戦いの話になります。
当時プレイしていたら多分驚いていたと思います。それほど180度違うストーリーになっているからです。しかも幼馴染はなぜかいませんし、男?だった親友が女の子になっているしなど驚きの連発です。また、多くの伏線を残してマヴラブは終わります。
そして3年後に発売されたオルタナティブは前作のUNLIMITED編の続編として発売されました。武はその後どうなったのかと思いプレイして見たらタイムリープをしていて、しかも前回の記憶付きという最強になって3年前に戻ってきていました。当事者からしたら絶望ですけどね。
マヴラブ作品は外伝が多く、アニメ化されているトータルイプリクスやシュバルツェスマーケンなどがありますが、まずはマヴラブから入った方がより楽しめると思います。
オルタナティブの面白いところ
絶望
オルタナティブの魅力としてやはり絶望だと思います。向こうからやってくるBETAの群れ、8分生き残ったら一人前など言われるほど生存率が少ないなどなどイラストやアニメで見ていても正直恐怖でしかありませんでした。
まずBETAは1体では来ません。何十万という大群で押し寄せてきます。それを100機満たない部隊で対応しないといけません。無理すぎます。そして少しでも間違えてしまうと押しつぶされるか、コックピットを無理やり開けられるか、ビームで撃ち落されます。特にこじ開けられるのは非常に恐怖でしかありません。
また【死の8分】と言われるのがあり、初陣で8分生き延びたら一人前と言われてしまうほど生存率が低いです。その影響で男性パイロットが不足してしまっているのが現状です。そんなことを聞かされて乗りたいと思いますか?
また、オルタナティブはぱっくんちょ事件が有名です。ここで恐怖を植え付けられた方は多くいると思います。この事件以外でも愛着が湧いているキャラクター無慈悲な死に方をしていて作品に恐怖を植え付けられたのはオルタナティブが初めてです。
この絶望に影響を受けたのが進撃の巨人の作者である諌山創先生です。漫画版では巨人と戦術機がコラボしています。確かに言われてみれば巨人という絶望の対象が似ていますね。
主人公の成長
白銀武は1回目の記憶が残った状態で来ています。その為、開発などに積極的に参加してパイロットの技術などに貢献していきます。しかし、その影響で他人の運命を変えてしまうことにもなります。そうしたことで武は叩き潰されます。それが一つなどではなく何回もです。それを何回も何回も乗り越えてくるところを見ているので本当に応援したくなります。
先ほどのぱっくんちょ事件はもう駄目かもしれないと思ったのですが、復活したのは本当にすごいと思います。正直そこまで叩き潰すかと思いました。普通だったら二度と外に出たくないレベルだと思います。それほどこの事件は武をどん底に落とした出来事です。
ムービーと楽曲
ノベルゲームなのでイラストだけかと思っていたのですが、それは間違え!!
なんと大事な作戦の時にムービーを見ることができます。見た時は「うぉぉぉぉ」と言いながら見ていました。
また大事な場面で流れる未来への咆哮はマッチしすぎていました。ここの紹介だけ語彙力なくなるのは実際に見てほしいという点があるからです…
残念だったところ
イラストが過激すぎる
いいところで説明した絶望のシーンが多いと言いましたがぱっくんちょ事件のシーンは正直「もう少しいいのがなかったのか」というがあります。正直これを見た時は精神的にきました。また、全年齢版ではカットされていますが、最後のところもこれは結構きましたね…
いい作品であるのですが、耐性がないと結構きついです。
設定が覚えられない…
ゲームの量ではないほど設定が多く、よく作り込まれていると思えるほどです。BETAの設定はもちろん、世界各国の思惑や情勢などなど非常に高評価です。
しかしそれが1周しただけで覚えられるかというと無理だと思います。細かく覚えられないです。たまに覚えていないことがストーリーで重要なことだったとかも存在します。たまに「あれ…なんだっけ…」などと言いながら元に戻って調べるなどが度々おきました。
ただし「設定減らせ―!!」などというつもりは全然ありません。減らしてしまうとストーリーが崩れるからです。矛盾していることを言っているのはわかっているのですが、これは私にとって少しデメリットだと感じました。
まとめ
いかがだったでしょうか?
発売されてから20年以上経過した作品ですが、最近ではアニメ化もしていて人気は衰えることがありません。
本作を知ったきっかけがトータルイプリクスでした。まだ学生だった時に戦術機のカッコよさとBETAの恐怖感の両方を植え付けられました。特に1話目は衝撃的すぎましたね。そこからイプリクスが外伝である事を知って、オルタナティブを知ってプレイしました。
オルタナティブの前に無印をプレイしているので、「どうやったらあんなカオスな世界に飛ばされるんだ…」と何回も思いました。そこからオルタナティブをプレイして絶望を植え付けられ、一番好きだった伊隅の最後のシーンは「クソが―!!」と叫びましたね…。
オルタナティブをまだプレイしていない方に本当にプレイしてほしいのですが、グロテスクなシーンが多いので耐性がない方は控えた方がいいと思います。
それでは最後まで見てくださりありがとうございました!また見てくださると嬉しいです。
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